アロマオイルと言えば、ディフューザーで香りを楽しんだり、不眠や頭痛、メンタルの不調など心身の状態を緩和するのに使うことが一般的かもしれないが、実はもっと幅広く、生活のさまざまなシーンで活用できるのをご存知だろうか?
その一つとしておすすめなのが、当サイトでもご紹介した【自家製アロマクリーム】(詳細はこちらをチェック)。
質の良いアロマオイルを使って自分で作るクリームは、身体に優しいだけでなく、五感や心を満たし、暮らしの充実度を高めてくれるご自愛アイテムとなってくれる。そこで今回は、アロマオイルの楽しみ方をさらに深掘り!
プロのセラピストが実践する【アロマオイル活用術】をいくつかご紹介しよう。
その一つとしておすすめなのが、当サイトでもご紹介した【自家製アロマクリーム】(詳細はこちらをチェック)。
質の良いアロマオイルを使って自分で作るクリームは、身体に優しいだけでなく、五感や心を満たし、暮らしの充実度を高めてくれるご自愛アイテムとなってくれる。そこで今回は、アロマオイルの楽しみ方をさらに深掘り!
プロのセラピストが実践する【アロマオイル活用術】をいくつかご紹介しよう。
【活用術1】1回分から作れる自家製バスソルト
話を伺ったのは、MAA認定メディカルアロマのセラピストとして活動する植松真樹さん。自宅サロンで施術を行う傍ら、イベントやワークショップを通してアロマオイルの魅力や暮らしの中で活用するコツなどを積極的に発信している。 「アロマオイルの一番の魅力は、やっぱり『香りで癒される』という点。オイルの入ったボックスを開けると優しい香りがふわっと立ち上って、もうそれだけで幸せな気分になれますから(笑)。さらに、アロマの由来や効能を知ることで、ちょっとした体調不良なら病院に行かなくても自己管理ができるようになるので、自分の身体と向き合えるようになるのも大きなメリット。身体に向き合うということは、心にも向き合うということなので、セラピストの仕事を始めてからより自分を大切にできるようになりました」と植松さん。
アロマオイルがもたらすさまざまな効果・効能は、植松さんの心身やライフスタイルにもポジティブな影響を与えている様子。手軽に取り入れられる活用術を聞いてみると、まず挙げてくれたのが自家製バスソルト。
アロマオイルがもたらすさまざまな効果・効能は、植松さんの心身やライフスタイルにもポジティブな影響を与えている様子。手軽に取り入れられる活用術を聞いてみると、まず挙げてくれたのが自家製バスソルト。
「エプソムソルトという無色・無臭の入浴剤に好きなアロマオイルを2〜3滴加えて、軽く混ぜるだけ。オイルは1種類でもいいし、2〜3種類組み合わせて香りの変化を楽しむのもおすすめです」。
エプソムソルトとは硫酸マグネシウムの結晶で、欧米では昔から入浴剤として広く愛用されてきたもの。身体を芯から温める温浴効果があるとされ、そこにアロマオイルで香りの効果をプラスすることで、さらにリラックス効果や不調改善効果も期待できるだろう。
今回使用したオイルはラベンダーとオレンジ。リラックスや安眠を促す効果があり、就寝前のバスタイムにはぴったりのセレクトだ。
エプソムソルトとは硫酸マグネシウムの結晶で、欧米では昔から入浴剤として広く愛用されてきたもの。身体を芯から温める温浴効果があるとされ、そこにアロマオイルで香りの効果をプラスすることで、さらにリラックス効果や不調改善効果も期待できるだろう。
今回使用したオイルはラベンダーとオレンジ。リラックスや安眠を促す効果があり、就寝前のバスタイムにはぴったりのセレクトだ。
【活用術2】気分転換したい時はアロマウォーターが便利
アロマオイルは、種類によってさまざまな効果、効能があり、ラベンダーは癒しやリラックス、ゼラニウムは生理痛緩和など、その効能がよく知られているものもある。そんな中で、ミント系はリフレッシュや気分転換したい時にぜひ選びたい香りだ。植松さんが愛用するdoterra社のアロマオイルは純度100%でつくられ世界的にも品質が認められているため、原液塗布(直接皮膚に塗ること)や経口摂取(口から摂取=食べること)が可能だが、一般的には精製水、エタノールと合わせてアロマウォーターを作るのがおすすめとのこと。
■アロマウォーターの作り方
【材料】
無水エタノール・・・・・5ml
精製水・・・・・・・・・45ml
精油(2〜3種類ほど)・・15滴程度
■アロマウォーターの作り方
【材料】
無水エタノール・・・・・5ml
精製水・・・・・・・・・45ml
精油(2〜3種類ほど)・・15滴程度
【作り方】
1.無水エタノールと精油を混ぜてスプレー容器に入れる
2.精油を加えて、よく混ぜ合わせる
今回使用したオイルはペパーミントとアイランドミント。もちろんオイルを変えれば、用途に合ったアロマウォーターが作れる。例えば、ホルモンバランスの調整作用があるとされるゼラニウムやクラリセージを使って、PMSの症状がツラい時、イライラして集中できない時などの緩和に活用するのもいいだろう。
1.無水エタノールと精油を混ぜてスプレー容器に入れる
2.精油を加えて、よく混ぜ合わせる
今回使用したオイルはペパーミントとアイランドミント。もちろんオイルを変えれば、用途に合ったアロマウォーターが作れる。例えば、ホルモンバランスの調整作用があるとされるゼラニウムやクラリセージを使って、PMSの症状がツラい時、イライラして集中できない時などの緩和に活用するのもいいだろう。
【活用術3】抗菌効果のあるオイルは家事でも活躍!
さらにもう一つ、植松さんが「これを始めてから家事をするのが楽しくなった」というのが床や家具、窓など、さまざまな拭き掃除にアロマオイルを利用すること。
「ティーツリーやオンガードには除菌、抗菌作用があるので、タオルに少しだけ精油を垂らして拭き掃除をすると、その後しばらく香りが漂って気持ちがいいだけでなく、抗菌作用が発揮されるので掃除するたびスッキリして気分も晴れやか。doterra社ではオンガードの掃除用マルチ洗剤があるので、最近はそれを愛用しています」と植松さん。
「ティーツリーやオンガードには除菌、抗菌作用があるので、タオルに少しだけ精油を垂らして拭き掃除をすると、その後しばらく香りが漂って気持ちがいいだけでなく、抗菌作用が発揮されるので掃除するたびスッキリして気分も晴れやか。doterra社ではオンガードの掃除用マルチ洗剤があるので、最近はそれを愛用しています」と植松さん。
オンガードは、抗菌作用のほか、床掃除に使用することで害虫が出なくなるという効果もあるのだそう。また、身体に対しては風邪っぽい時に喉に塗ったり、うがい薬としても使えるため、植松家では体調管理のお守り的に愛用している精油なのだという。
プロならではの柔軟な発想でアロマオイルの効能を日々の生活に上手に取り入れている植松さん。話を伺ううちに、アロマオイルがとても身近なものに感じられ、香りの効果やセルフケアに対する興味がどんどん湧いてくる。そんな風に、少し学ぶだけでも間口が広がり、手軽に始めやすいのもアロマオイルの魅力なのだろう。
化学合成物や不純物が配合されていない精油を使えば、身体に優しいことはもちろん、洗剤との置き換えなどで海や地球環境に負荷の少ないライフスタイルへシフトすることも可能だ。
植松さんに教えてもらった3つの活用術は、どれも手軽なものばかり。ぜひ、暮らしを楽しむ選択肢の一つとして、日常にアロマオイル取り入れてみてはいかがだろうか。きっと想像以上に豊かでハッピーな日々が待っているはずだ。
監修:植松真樹(doterraアロマオイルサロン主宰。MAA認定メディカルアロマ取得、アロマタッチ認定セラピスト)@uematsumaki55
※精油や植物オイルは、さまざまなメーカーから販売されており、価格もまちまち。選ぶ時は品質を重視し、天然成分100%のものを購入したい。安価なものは合成香料、アルコールなどの添加物が入っている可能性もあるため、信頼できる商品かどうか、購入前に確認しておくと安心。
プロならではの柔軟な発想でアロマオイルの効能を日々の生活に上手に取り入れている植松さん。話を伺ううちに、アロマオイルがとても身近なものに感じられ、香りの効果やセルフケアに対する興味がどんどん湧いてくる。そんな風に、少し学ぶだけでも間口が広がり、手軽に始めやすいのもアロマオイルの魅力なのだろう。
化学合成物や不純物が配合されていない精油を使えば、身体に優しいことはもちろん、洗剤との置き換えなどで海や地球環境に負荷の少ないライフスタイルへシフトすることも可能だ。
植松さんに教えてもらった3つの活用術は、どれも手軽なものばかり。ぜひ、暮らしを楽しむ選択肢の一つとして、日常にアロマオイル取り入れてみてはいかがだろうか。きっと想像以上に豊かでハッピーな日々が待っているはずだ。
監修:植松真樹(doterraアロマオイルサロン主宰。MAA認定メディカルアロマ取得、アロマタッチ認定セラピスト)@uematsumaki55
※精油や植物オイルは、さまざまなメーカーから販売されており、価格もまちまち。選ぶ時は品質を重視し、天然成分100%のものを購入したい。安価なものは合成香料、アルコールなどの添加物が入っている可能性もあるため、信頼できる商品かどうか、購入前に確認しておくと安心。