The Holidayが追い求める旅の風景、リラックスして過ごす休日の1日、旅するように暮らすステイ&トリップ。そのインスピレーションソースになるような海外の景色や街、家、カルチャーをフォトギャラリー・スタイルでお届けする連載・The Holiday Trip。第3回のディスティネーションは「インドネシア・バリ島」。神々と自然を敬愛するバリ島、海岸線にはパーフェクトウェーブが割れるビーチが無数にあります。田畑が広がり、果物が実り、牛や鶏がくつろぐ牧歌的な自然と人懐っこいローカルの笑顔、いい波とあたたかい海。この島に身をゆだねていると、人間としての本当の豊かさや幸せ、大切にしたいものがいつだって見えてくる。近年はそこにほどよくヨーロピアンカルチャーがミックスされてより過ごしやすくなり、驚くなかれITインフラは万全であるため、ノマドワーカーや母国とバリ島で二拠点生活を送る人々も年々増えています。
Uluwatu
ウルワツ、パダンパダン、ビンギンなど世界に名だたるサーフスポットを擁するブキットエリア。ブキットとはインドネシア語で「崖」の意。見晴らしのよい崖の上はビーチクラブやヴィラで賑わうが、切り立った断崖絶壁の下は今も昔も人知の及ばぬ手つかずの自然。そこにブレイクする悠久の波を求めて、今日もサーファーたちは崖を歩き降り、沖に出る

Kuta Beach
昔から変わらぬバリ観光の中心地、クタ。ビーチにはローカルたちが営むワルンが並び、パラソルやサーフボードのレンタルができる。海上がりにこのワルンで飲むフレッシュココナッツやクーラーボックスでキンキンに冷やされたティーボトルの美味しいことと言ったら。クタビーチのサーフスポットはハーフウェイ、パドマなど。いずれもビーチブレイクながら形よい波で、初心者やバリが初めてのサーファーでも楽しめる
Canggu
バリ随一のお洒落タウン、チャングー。街中にはオーガニックレストランやセレクトショップが点在し、ビーチフロントにはハイセンスなヴィラやビーチクラブが。写真の「La Brisa」は"フィッシャーマン"をテーマに漁船の古材と自然素材で造られている最高にグッドヴァイブスなビーチクラブ。レフト、サンドバー、ライトが揃うエコビーチに前にあり、サーファーたちは海とこのビーチクラブを自由に行き来して1日を過ごす
Sanur
古き良きリゾートエリア、サヌール。50年以上もの歴史があるクラシックなホテルや最新の大型ラグジュアリーホテルが黄金色のビーチフロントに軒を連ねる。一方、サヌールエリアでサーフィンをするときはノスタルジック香る地元の小さな船着場からこんなカラフルな木船でアウターリーフへ。サーフボードを積み込み、潮風を切って、沖に向かう。片道5〜10分ほどの船旅だが、それだけでもスペシャルなボートトリップ気分が味わえる
Plant-based Foods
今や日本以上にヴィーガン、ベジタリアンフレンドリーなバリ。多くのレストランのメニューにプラントベースド・フードが普通にある。オージーやヨーロピアンから持ち込まれたヴィーガンフードカルチャーは、熱帯モンスーン気候に育まれる風味豊かな野菜や果物と、バリニーズの鮮やかな色彩感覚、手先の器用さをもってさらに昇華。ナシチャンプルー 、ミーゴレンなど辛くてハイカロリーなローカルフードを楽しみつつ、こんなスムージーボウルや植物性ミルクラテでさっと体を癒せるのも今のバリの本当にいいところ
Villas
ハワイやオーストラリアに比べてアコモデーションフィーが格段にリーズナブルなバリでは、ヴィラホッピングも楽しみのひとつ。木や石、バンブーやヤシの葉などの自然素材が多用され、アウトドアキッチンやバスなど外と中がゆるやかにつながれているバリニーズスタイルのヴィラやインテリアは家造りの参考にも
Caption by Akiko Soga(The Holiday PR)